皆さんはおからパウダーってご存じですか?
TVで紹介された次の日からスーパーの棚から消えました!
おからパウダーを求めて私もスーパーに直行しましたが・・・どこも売り切れ!
それぐらい人気がありましたが、現在は少し下火になったのか
売り切れることはないようですね!
そもそもおからパウダーとはどんなものなのか、
ダイエットにいい理由、実際のダイエット方法や注意点などなど
復習の意味も含めて紹介しますね!
1.おからパウダーとは?
豆乳や豆腐を作る際に残った大豆の絞りかすであるおからを、
乾燥させ粉末状にしたものが “おからパウダー”です。
なので、おからの栄養価は、ほかの大豆製品と比べても優れています。
おからパウダーには、生で食べるおからよりも、約4倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維が多いといわれているごぼうやレタスなどの野菜と比べても、
断然おからパウダーの方が食物線維を含んでいます。
また、たんぱく質も豊富に含まれている上に糖質が低いという、
健康にもダイエットにも適した食品なんです。
粉末状にすることで常温で数カ月保存ができる上に、
粉末なのでいろいろ料理にも幅広く使えるところが特徴です。
最近ではサスティナという言葉をよく聞くようになりましたが、
本来、おからは日持ちしないので、腐敗しやすく、産業廃棄物として大量に捨てられていましたが、
これをパウダーにして再利用することはとても画期的なことで、
まさにサスティナブルな食材なんですね~
そんなおからパウダーにはどのような効果があるのでしょうか?
2.おからパウダーの効果は?
(1)不溶性食物繊維で腸内環境の改善
不溶性食物繊維は、便のかさを増やすことで腸のぜん動運動を促し、
便意をもたらす働きがあります。
また、腸内の善玉菌のエサとなるので、腸内環境を改善する効果も期待できること、
食物の胃での滞在時間を長くする働きがあるため、
満腹感を得やすくなることなどうれしい効果も期待でき、
食後の血糖値の上昇を抑制する働きもあります。
(2)糖質OFFにつながる
糖質が多い料理を作る時に材料の一部をおからパウダーで代用すれば、
食物繊維やたんぱく質といった栄養素を補いながら糖質の摂取量を減らすことができます。
(3)大豆の成分には脂肪燃焼効果があります
大豆サポニンという成分は吸収を抑制することで、食べたものが蓄積するのを防ぎます。
大豆イソフラボンは脂肪燃焼を助ける働きがあり、代謝の維持に役立ちます。
さらに、レシチンが新陳代謝を活性化させるため、摂取したエネルギーを効率的に使えるようになり、
太りにくい体質を作ることができます。
(4)植物性タンパク質を効率良く摂れます
タンパク質には植物性と動物性の2種類があります。
植物性タンパク質食品は、動物性タンパク質食品に比べて低脂質です。
肉類中心の食事では、植物性タンパク質が少なくなる傾向にあります。
肉類中心の高脂肪の食事になり生活習慣病の原因になります。
また、植物性タンパク質は食物繊維が豊富に含まれています。
植物性たんぱく質が効率良く摂れるのは大豆製品ですが、
その中でもおからパウダーは少し足すだけで簡単に植物性たんぱく質を摂取できます。
3.おからパウダーの選び方
おからパウダーの粉末には粗めと微粉の2種類があります。
その2種類のパウダーを用途に応じて選ぶことが大事です。
粗め:粗めのものおからパウダーは料理に使うのがおすすめです。
また食べごたえがあるので満腹感を得たい方に向いています。
微粉:コーヒーやヨーグルトなどに混ぜたりる時は粉末が細かいものがおすすめ。
4.おからパウダーの注意点
おからパウダーはお腹の中で膨らむので、
食前に食べておくと満腹感が得られて食べ過ぎを防ぐことができ、
置き換えダイエットとしても使う方もいるかもですが、
偏った食生活に陥ると健康的なダイエットにはならず、体を壊してしまいます。
食べる量は1食あたり大さじ1~2杯程度が適量です。
肉や魚だけではなく、野菜や海藻、きのこ類、発酵食品など、
さまざまな食品をバランスよく食べることを心がけましょう。
一方で、塩分や脂質が多い汁物の料理におからパウダーをかけないことです。
例えば「ラーメンなどの塩分量の多い食べ物におからパウダーを入れると、
つゆを吸ってしまうので塩分摂りすぎにつながります。
具材や麺の上におからパウダーを何回かに分けてかけ、
できるだけ汁を吸わせないように食べてください」
また、胃腸が弱い人はおからパウダーに豊富に含まれる食物繊維が胃に負担をかける場合があるため、
急におからパウダーを大量摂取しないように少しずつ導入してみてください。
あわせて、大豆アレルギーがある人はもちろんおからパウダーを使うのはダメですよ。
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