水は少量ずつ頻繁に飲むのが理想的です。
頻繁に飲むことで喉の病原菌を洗い流せるので冬場は風邪の予防にもなります。
頻繁に飲むのが難しいときは、身体が水分を失う前後に飲むようにしましょう。
例えば、就寝中は寝汗をかくため、就寝前と起床後にコップ一杯の水を飲みます。
夜間にトイレで目が覚めてしまう場合は、寝る直前ではなく、寝る30分から1時間前に飲み
トイレいってから寝ると途中で行かなくてもいいと思います。
また、運動や入浴も同じでその前後の水分補給はもちろんですが、
長時間の運動の場合は途中でもこまめに摂るのが大切です。
これから、暑くなってくると「汗をかいたら塩分補給を!」と言われますが、
塩分の摂り過ぎには注意しましょう!
スポーツドリンク類には塩分や糖類、人工甘味料を多く含むものが多いため飲み過ぎには注意が必要です。
そこで、おススメなのがカフェインが少なく身体に優しい麦茶や番茶です。
熱中症対策にはこれらのお茶に梅干しを1日1個入れて飲むことをおススメします。
一方、抗酸化作用の高い緑茶もオススメですが、カフェインを含むため、
病気など体が弱っているときや、食事の前後などは避けましょう。
ところで、皆さんもご存じのとおり水には軟水と硬水がありますが、水分補給にはどちらでも構いません。
でも、料理には軟水がオススメです。もともとミネラルが多く含まれている硬水を使うと
食材のだしやうまみが溶けだしにくく、味に影響するからです。
超硬水はマグネシウムを多く含むので、下剤と同じ作用があります。
便秘の方にはいいかもですが、腸を強く刺激するのであまりおススメできません。
では、身体にいい水分とは・・・
〇麦茶・番茶
ノンカフェインんの麦茶、低カフェインの番茶は、身体が弱っているときや
高齢者・子供にも最適な飲み物です。
特に、番茶はポリフェノールが豊富で抗酸化作用も高いのでおススメです。
〇緑茶
腸内環境の改善、脂肪燃焼、抗酸化、抗菌・抗ウイルス、
血圧や血糖値を抑えるなどの効果があります。
カフェインが多いため食前・食後・食事中、寝る前は避けましょう。
気を付けたい飲料
〇人工甘味料入りスポーツドリンク類
身体によさそうなスポーツドリンクですが、多くは人工甘味料が入っているので、
腸内環境にはマイナスです。飲むなら人工甘味料の入っていないものを選びましょう。
〇エナジードリンク
大量の糖類を含むのがほとんでです。
カフェインも多く含みますが、ほとんどの場合お茶のカフェインと違い
身体への吸収スピードが速い合成カフェインです。
梅雨時期や夏場においては、熱中症対策がとても大切で、なかでも水分補給が重要です。
適切な水分補給で腸内環境も改善していきましょう!
コメントをお書きください