NHK クローズアップ現代(5/24放送)で放送されたのが、
心地よい眠りを得るための新常識5選
ノーベル賞候補の睡眠研究者 柳沢正史さんが解説!
一つ目は
「 大切なのは寝室だけでなくリビングの明るさ」
柳沢さんによると
必要な睡眠時間には個人差がありますが、さまざまな研究や調査を総合すると、平均で7時間前後でそうです。
さらに重要なのは睡眠の質。睡眠時間の長さだけじゃないんですね~
質の良い睡眠をとるためには、まず寝室の環境を整えることです。
どのように整えるかというと・・・
➀部屋を暗くすること
②静かな環境にすること
③温度湿度を快適に保つこと、
この3つがとても重要とのことです。
中でも日本人の生活様式でポイントになるのは
「部屋の明るさ」。日本の家は明る過ぎるとのことです。
これは寝室だけじゃなくて特にリビング・ダイニングに言える話です。
海外のホテルに泊まると「照明が暗いな。」と感じる人は多いと思いますが、
実はあれくらいがちょうどいいんだそうです。
(私は海外に行ったことがないのでわからないですが笑)
催眠作用のあるメラトニンというホルモンは
光の刺激が弱まると脳内で分泌される量が増えます。
寝室を真っ暗にしても、
その前にいる環境で明るすぎると
メラトニンの分泌が進まず、なかなか眠たくならない、
ということになってしまうというわけです。
では、自然な眠気を誘うホルモン「メロトニン」の分泌を促す明るさはというと、
500ルクス以下と言われています。
読書や勉強をするときに必要な明るさは、およそ750ルクス。
質の良い眠りをつくるためには、就寝前にリラックスした状態になることが必要です。
人は夜になり暗くなるにつれて、メラトニンが少しずつ分泌され、睡眠のスイッチが入ります。
ということは、電気を点けたまま寝る人はメラトニンがうまく分泌されず、
睡眠の質を落としてしまっていることになります。
また、一定時間明るい光を浴び続けていると、身体が覚醒してしまいます。
夜型の人は遮光カーテンなどで部屋を薄暗くするなど対策が必要ですね。
次に、睡眠に最適な照明の色についてですが、
住宅用には、「電球色」「昼白色」「昼光色」の3色の照明が主に使用されています。
電球色は白熱電球に近い暖色系のオレンジ色、
昼白色は太陽の明るさに近い自然な光の色、
昼光色は白っぽく青みがかった明るい色が特徴です。
昼光色は集中力を上げる効果がありますが、寝室には馴染みません。
くつろげる寝室にするため、落ち着きのある電球色のタイプを選ぶとよいとのことです。
次回は「眠くないのにベッドに入るな」です。
(出典:NHK 5/24放送「クローズアップ現代」)
照度計です。一家に1台あると便利ですね。
寝室や勉強部屋などの照度を調べてみましょう。
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柳沢正史さんの睡眠に関する書籍です。
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