NHK クローズアップ現代(5/24放送)で放送されたのが、
心地よい眠りを得るための新常識5選
ノーベル賞候補の睡眠研究者 柳沢正史さんが解説!
三つ目は
「“寝過ぎてだるい”は勘違い 睡眠不足の証拠」
柳沢さんによると
「週末に寝過ぎちゃうから月曜日はいつもだるい」と言う人がいますが、
そもそもヒトという生き物は「寝過ぎる」ことは出来ません。
睡眠が足りていたら、それ以上眠ることは出来ず、必ず起きちゃいます。
週末に昼まで寝られるということは、
それまでの睡眠がいかに足りていなかったかの証拠です。
月曜日に体調が悪くなるのは、週末に昼まで眠っているせいで、
睡眠中央時刻、これは就寝時刻と起床時刻のちょうど真ん中の時刻のことを言いますが、
それが後ろにズレてしまい、それを月曜日に元に戻すことで、
いわば時差ボケ状態になってしまうためです。
これは「社会的時差ボケ」と呼ばれる状態だそうです。
こうした「自覚なき睡眠不足」の方が日本ではとても多く危険です。
繰り返しになりますが、成人に必要な睡眠時間は平均すると7時間前後で、
それより少なくても大丈夫な人も確かにいます。
しかし、多くの自称ショートスリーパーは、睡眠不足を自覚できていないだけです。
そのまま生活を続けていくと、
昼間の脳のパフォーマンスが低下して仕事に支障が出ますし、
確実に健康も悪影響が出ます。
では、
―どうすればいいでしょうか?
柳沢さん
私はよく「とにかく1週間でいいから、毎日いつもより30分、
もしくは1時間なり長く眠ってみて下さい」と話しています。
それを実行した人からは「昼間の世界が変わった」
「効率的に仕事が出来るようになった」と言われます。
快活さを実感できれば、おのずと「自分の生活を見直そう」
「1時間長く睡眠を確保しよう」というモチベーションが湧き、
行動も変えられるのではと思います。
次回は「朝型・夜型は年齢によって変わる」です。
(出典:NHK 5/24放送「クローズアップ現代」)
柳沢正史さんの睡眠に関する書籍です。
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