においでチェック　② 　～ツンと酸っぱいにおい～

　　　　　　　　　　　　　　　（出典：キャリカレ　腸活アドバイザーテキスト）

１．原因

便からツンと酸っぱいようなにおいがするときは、

発酵性の消化不良のサインです。

これは、善玉菌のエサにもなる糖質などが未消化のまま 大腸に届く量が増え、

腸内細菌が過剰にはたらいてしまうことで起こります。

しかし、

ツンと酸っぱいにおいのする便は、

大人ではあまり見られ ません。

赤ちゃんの場合、

腸内のビフィズス菌などが元気だと甘酸っぱいにおいがすることがあります。

ただし、甘酸っぱいにおいではなく、 ツンときついときは、

大人も赤ちゃんも以下2つの原因が考えられます。

①糖質(炭水化物、 オリゴ糖など) を摂り過ぎてしまった。

②感染症を起こしている。

 どちらも下痢を起こしやすく、下痢になったら十分な水分補給を行いましょう。

 ２．対策

① の場合、 糖質は悪玉菌ではなく善玉菌のエサとなるものですが、

摂り過ぎにより善玉菌がはたらき過ぎたり、

お腹を刺激し過ぎたりといったことが起こることがあります。

お腹を温め、赤ちゃんの場合は、 数日間は補完食も糖質を控えめに、

消化のよいものを食べさせるよう にしましょう。

②の場合は「白っぽい」 など普段と違う色になっていないか、

発熱や嘔吐、元気がないなどの体調不良のサインがないか、

よく チェックしてください。

こうした症状があるときは感染症の可能性があるので、医師に相談しましょう。

腸活におススメの食材を参考してくださいね。

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