腸と脳の関係

腸と脳はつながっている。

腸は「第二の脳」とも言われています。その役割とは・・・

 

腸には1億もの神経細胞があります。

脳の約150億とは比べものになりませんが、

腸は身体内では脳に次いで多くの神経細胞を持つ器官です。

 

腸と脳は 「迷走神経」でつながり、情報 をやりとりしています。

人の脳神経は、主なもので左右に12対あります。

このうち11対は、脳と目、耳、鼻、舌、頸部などをつないでいます。

 

しかし第10神経系である迷走神経だけはさまざまな臓器とつながり、腸にまで達しています。

脳内ではさまざまな神経伝達物質が作られていますが、

実は生産の指令を出しているのが腸であることが分かってきました。

 

「幸せホルモン」 と呼ばれ、精神安定に関わる神経伝達物質のセロトニンは、

腸から出る指令によって、脳でコントロールされています。

 

このセロトニンはうつ病とも関連があ ります。

そのため、セロトニンの分泌量を 左右する腸内フローラの乱れはうつ病に も影響します。

深刻なうつ病にならなかっ たとしても、

気分が落ち込みやすくなるな どさまざまなかたちで影響が出てしまう のです。

 

日本では近年、うつ病やうつ状態など心の苦しみに悩む人が非常に増えていま す。

食事、睡眠、運動を含めた生活習慣を原因とする腸内環境の悪化も、

その原因のひとつになっているのではないかと考えられています。

 

腸活の実践が広まれば、 心の苦しみがやわらいでいくことでしょう!

 

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