腸が全身に及ぼす影響について

  全身への影響

 

腸は健康の土台であり、 全身と密接に関係しています。

 

腸と血管、あるいは筋肉などは一体どのような関係にあるのでしょうか。

また、母体の腸内環境が子どもにおよぼす影響についても説明します。

 

腸と人の全身、主に血管・リンパ管、そ して筋肉とは、どのようなつながりがある のでしょうか。

 

胃で消化・殺菌・ 貯蔵された食べ物は腸で消化吸収されます。

この吸収のあとに、毛細血管やリンパ管で栄養素が全身に送られます。

 

当然、腸への栄養素の補給も血管に よって行われています。

この関係にも相互作用があり、腸が弱れば、血管は力を失ってしまいます。

逆に血管が弱れば、腸も弱ってしまいます。

 

例えば、血管の劣化によって、腸に栄養素が行き届きにくくなれば、

腸内フローラは悪化してしまいます。

これによって便秘になれば、血管が毒素を全身に巡らせてしまいます。 

 

次に、筋肉と腸との関係です。

腸管を覆 う筋肉や腹筋が弱くなると、腸の位置が正常に保てなくなり、

便をスムーズに出せなくなります。

 

ちなみに、胃下垂の人の大半は筋肉が衰えています。

また、 内臓の位置が保てな くなるのは、

体内の奥にある筋肉であるイ ンナーマッスルの衰えと、 内臓脂肪が原因です。

 

この両方の問題を解決するのが、運動です。

ウォーキングなど軽い運動やスト レッチは、なるべく毎日続けましょう。

軽い運動でも毎日続けることで、 内臓脂肪 を落とすことができます。

 

【コラム】

自分の内臓脂肪の判定法

自分にどのくらい内臓脂肪があるかは簡単に分かります。

お腹を膨らませてだらっとさせた状態と、

そこから息を吸ってお腹をへこませたときに、

落差が大きいほど内臓脂肪は少なく、

へこませてもへこまない場合は内臓脂肪が多いと考えられます。

また、 最近の体重計では内臓脂肪や筋肉量が計れるものもありますが、

風呂上がりなど体に水分が多い状態で測ると電気 が流れやすく、

実際より筋肉が多く表示されがちです。

食後や寝起きなど、決まったタイミングで計り続けるといいですね。

 

                        (出典:キャリカレ 腸活アドバイザーテキスト)

 

 

 

 

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