今年は開花も早くて満開も例年になく早くなったところもあるのでは
我が家のバラたちも3月下旬には咲き始めGWを待たずに咲き終わりました。
現在は、4月に咲いたバラたちの2番花が満開になってきました。
華やかだった5月の花が一段落しますので、
さて、2番花を咲かせるためにも花後の剪定や花を摘み取る「花がら切り」 という作業が大切です。
また、花が終った頃、バラの木に体力回復のために 肥料をしっかり与えます。
「開花してくれてありがとう」という気持ちをこめて 与えましょう。
この時の肥料を「お礼肥」と呼びます。
(与える必要はないですよ~と言われる育種家の方もいらっしゃいます)
我が家では、バラの家の木村氏がオススメしている
IB肥料は窒素(N)10 リン酸(P)10 カリ(K)10 を株元に置いてます。
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肥料を撒く時のポイントは、
一箇所に集中してではなく、全体に広げて撒いてください。
ところで、今月はウドンコ病、黒点病(黒星病)が暗躍します。
風通しを良くしてウドンコ病の軽減をはかり
水やりは静かに行います。
また、雨上がりの薬剤散布で黒点病をかなりおさえることが
できますのでしっかり行いましょう。
(木バラ・苗木)
○つぼみは全て摘み取ります
つぼみがつくかもしれませんが、この花を咲かせると木が疲れて
将来しっしかりした木に育つ保証ができません
・水やり
梅雨に入れば必要ありませんが、それまでは乾いたら
たっぷりあげましょう
・薬剤散布
殺虫剤と殺菌剤を混合して2週間に1度散布しましょう
・肥料
液体肥料を7~10日に1度水やりがてら与えます。
[花がら切り]
2番花を咲かせるためににも1番花を摘み取るこの作業は大切です
上のほうの細い枝からは細い枝と小さいつぼみしか出てこないので
5枚葉が出ている少し上から、芽の出ている方向と平行に切り取ります。
(木バラ・成木)
○ベーサルシュートの処理
今月はベーサルシュートの処理、お礼肥を与えるなど重要な
作業があります。詳しくは、シュートの処理をご覧ください
・水やり
梅雨までは十分な水を与え続けます
・薬剤散布
ウドンコ病や黒点病が多く発生します。
アブラムシもつきますので早めの散布で予防しましょう
・肥料
1番花が終ったところで、「ありがとう」という気持ちをこめて
与えましょう。
速効性の化成肥料がよいでしょう。
[ベーサルシュート]
根元からはベーサルシュートが伸びているものもあります。
ベーサルシュートが元気なのはとても良いことですが、
これをそのまま放っておくとほうき状に小さなつぼみがつき
開花してしまいます。
葉を6段残して摘み取る作業をします。
(あくまで目安です。全体の株を見て、樹形を整えて下さいね)
(ポットローズ 苗木)
○今月も植え付けは可能です
気に入った苗木が手に入れば今月も植え付けができます。
新苗の鉢増しをご覧ください
・水やり
乾いたら十分に梅雨に入るまでは毎日あげることになるでしょう
・薬剤散布
殺菌剤、殺虫剤をあわせて散布します
・肥料
液体肥料を7~10日に1度水やりがてら与えます。
(ポットローズ 成木)
○花がら切りと水やりは忘れずに
・花がらきり
木ばら成木と同じです
・水やり
葉も青々と茂り、花がらを切った後で新芽も伸びて、
木は旺盛に水を吸い取ります。
梅雨に入るまでは思っているよりずっと乾きやすいので
水やりはほとんど毎日必要です。
・薬剤散布
殺菌剤、殺虫剤をあわせて散布します
・肥料
液体肥料を7~10日に1度与えます
(つるバラ 苗木)
○今月も植え付けは可能です
気に入った苗木が手に入れば今月も植え付けができます。
・水やり
梅雨までは十分にあげましょう
・薬剤散布
殺菌剤、殺虫剤をあわせて散布します
・肥料
5月の植え付け時にしっかり入れてありますので
今月は必要ありません
(つるバラ 成木)
○ベーサルシュートを大切に
つるバラも花がら切りが必要です。
ただし、つるバラのベーサルシュートは切ってはいけません
これが、来年の主役になるからです。
・花がらきり
咲き終わった花枝は5枚葉を2~3枚残して切っておきます
・ベーサルシュートの処理
大切に伸ばしておきます
・水やり
梅雨までは十分にあげましょう
・薬剤散布
殺菌剤、殺虫剤をあわせて散布します
・肥料
速効性の化成肥料がよいでしょう。
また、苦土石灰も一緒にまいて、土を活性化させてあげます
(オールドローズ 苗木)
○今月も植え付けは可能です
気に入った苗木が手に入れば今月も植え付けができます。
・水やり
梅雨に入れば必要ありませんが、それまでは乾いたら
たっぷりあげましょう
・薬剤散布
殺菌剤、殺虫剤をあわせて散布します
・肥料
5月の植え付け時にしっかり入れてありますので
今月は必要ありません
(オールドローズ 成木)
○自分のバラの特性を知っておきましょう
オールドローズは春の花が終ると来年まで咲かないもの、
7月頃返り咲きをするもの、
断続的に四季咲きのものがります。
自分のオールドローズがどういうものかを確かめましょう
・花がら切り
来年まで咲かない一番咲きものは花がら切りの必要はありません
花がら切りをすると実がならずせっかくの楽しみをなくしてしまいます。
返り咲きをするものは、花がらをとった後に伸びてきた枝に
花がつくとは限りませんが、木の充実のためには花がら切りを
することは効果があります。
種類ごとに性質が異なりますので、次の開花に備えることが
大切です。
・水やり
梅雨までは十分にあげましょう
・薬剤散布
オールドローズは原種に近いから丈夫だろうと言うのを
聞きますが、そんなことはありません。
アブラムシが大好きです。
カミキリムシは茎に卵を産んで、茎の中で何年も幼虫が
成長していく、いわゆるテッポウ虫の巣になります。
また、柔らかい葉は黒点病の温床になります。
しっかり薬剤散布しましょう。
・肥料
花の後でお礼肥を上げましょう。
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