腸内細菌は母親からのプレゼント
腸内環境は生まれてくる子どもにまで影響することが分かってきました。
福井大学子どものこころの発達研究センターのマウスを使った実験によると、
抗生剤によって腸内環境を悪化させた母マウスから生まれた子マウスの行動を調べると、
通常の環境下でも活動量が低下し、新しい環境下 では空間の中心部を避け、
壁沿いを好む不安傾向が認められました。
(出典:「妊娠期母体腸内細菌叢の胎児、乳児の中枢神経系の発生における役割の解析」)
栃谷史郎 (福井大学子どものこころの発達研究センター特命助教)
また、 腸内環境が正常な母マウスから産まれた子マウスを、
腸内環境が悪化した母マウスに預けると、同様の不安傾向が見られたとのことです。
動物実験の結果をすべての人間に当てはめるのは早計ですが、
子どもの腸内環境、そして成長には一緒にいる人間 (父親・母親など) の腸内環境も関係してくるようです。
出生後も親の腸内環境が子どもの成長に影響を与え るというのであれば、
子どもにもいい影響を与えられるよう腸活にチャレ ンジしましょう。
子どもが母親の腸内環境の影響を受けるのは、
出産時に、母親の腸内から産道に付着した乳酸菌やビフィズス菌などに触れるためです。
これらの菌が子どもの腸内細菌の基本となり、
さらに、 授乳などによって善玉菌が補充され、免疫が強化されます。
子どもの腸内細菌のパターンは、3歳頃ま でにほぼ確定するといわれています。
自身の腸内細菌が、子どもにも影響を与えるとするならば、
今後生まれ てくるだろう子どものためにも 腸活はおススメですね。
これは、母親だけでなく、男性も腸活に よって心身ともにイキイキと毎日を送れるようになれば、
育児でよい影響 を与えられますよ。
(出典:キャリカレ 腸活アドバイザーテキスト)
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